introduction
68
2024年3月15日オープンの新しいお店「秋保の森工房 カフェ&レストラン bons souvenirs」(以下、ボンスヴニール)さんをご紹介いたします。メニューや店内の様子など、詳しくお伝えしたいと思います。よろしければ最後までお付き合いください!
秋保神社の手前にあります。駐車場は5台。最寄りのバス停からは徒歩10分ほどで行くことが出来そうです。
食事は2種のコース制。Aコースのメインは肉か魚から選びます。肉と魚どちらも楽しめるのがBコース。フランス料理と言っても堅苦しいお店ではないのでご安心ください。
今回は魚のメイン「真鯛と燻製椎茸のポワレ パートフィロ包み焼き マッシュルームのクリームソース」とデザートの「ソルベショコラとキャラメルアイスのクープ ノワゼットの軽いお菓子」を頂きました。
レビューは後ほど。
「探して探して、探すのも辞めようと思ったくらいで・・・ようやく見つけたのがここでした」
オーナーは埼玉県出身。おしとやかで物静かな印象ですが、お料理に対するひたむきな姿勢と情熱を感じます。地元埼玉で修行をしたのち、仙台市内で11年ほどビストロ店を経営していました。
ところがコロナの影響で一旦閉店。約3年の準備期間を設け、今にいたります。
「場所の関係もあり、今までのお店ではリーズナブルなお料理もお出ししていました。ここでは良い意味で力みすぎず、純粋に味を楽しんで頂きたかったので、メニュー内容を一新しています」
店名の「ボンスヴニール」はフランス語で“記憶に残る”や“良い思い出”という意味。記憶に残る味と場所、それが良い思い出になって欲しいという想いが込められています。
おしゃれな薪ストーブに、一枚板のテーブル。随所に見られる黒い古材のあしらい。言うなれば温故知新。お店の成り立ちを表すかのような内装となっています。優雅なひと時をお楽しみください。
あくまで個人的見解ですが、SNSへの「映える投稿」を目的として写真バシャバシャ!みたいなことは雰囲気を壊すような気がしますのでご注意を!
食事してみたいけど、初めてのフランス料理で緊張するな・・・という方は先にカフェタイムの利用も良いかも。2種のこだわりデザートの他、珈琲や紅茶、ジュースが楽しめます。
お店の入り口ではこんな感じで焼き菓子の販売も。もちろん全て手づくり!
詰め合わせもありますのでお土産にもおすすめです。焼き菓子の購入のみでも来店はウェルカム。
まるで帳(とばり)のように、真鯛を包み込むパートフィロ。胸が高鳴ります。鯛はしっかりとした食感でいて繊細。同時に香る椎茸の深い香り。まるで海の調べと森の囁きを同時に体験したような、絶妙なハーモニー。深くまろやかなソースは、料理全体を優しく抱擁。旨い。添えられた菜の花と葉玉ねぎは視覚の彩だけでなく、味覚のアクセントも担う。コースのメインを飾るこの料理はまさに味覚のオペラ。記憶に残る一皿の物語。
クープとは器に持ったデザートの意。ソルベショコラは濃厚で滑らかなテクスチャーが特徴的。カカオの豊かな風味を感じます。キャラメルアイスは優しい甘さとコク。乳脂肪分を含まないソルベのさっぱりとした口当たりをキャラメルアイスが補う。逆も然り。まさか冷菓同士が互いを引き立てるとは。その様相は、恋人に贈るセレナーデ。
「お店でお出ししているものは、ドレッシングも含めてほとんど手づくりです。かしこまる必要は全くありませんのでお気軽にお越しください。ご予約いただければディナーでのご利用も可能です」
というわけで、今回は「秋保の森工房 カフェ&レストラン bons souvenirs」さんをご紹介しました。店舗情報の詳細は以下をご覧ください!
introduction
62
住所 | |
---|---|
電話 | 0227484299 |
営業 | SNSまたはHPからご確認下さい。 |