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先入観ってありますよね。例えばTVでよく見るパンダ。実は笹が好きな訳ではありません。天敵との餌の奪い合いを避けるため山奥に潜み、そこで1年中自生していたのが笹でした。半ば仕方なく笹を食べていたのです。ホントはお肉も好き。それから私の場合は居酒屋。飲み屋って言われるとどうしても仙台駅前とか、国分町でしょって感じで、地元のお店はちょっと遠慮がちでした。が、今回の取材で、そういった先入観は無くなったのであります!伺ったのは青葉区落合の「呑みどころ呑天晴(のうてんき)」。よろしければ最後までお付き合いください!
若いころは現場職についていた店主の千葉さん。仕事終わりや休日に飲みに行く機会が多く、いつしか「自分もこんな風にお店を持ってみたい。」とぼんやり考えるようになりました。27歳の時に夢を叶えるため飲食の道へ。それから10年たち、2019年8月に今のお店を開きました。この場所は、旬鮮酒場にってんがってんという別のお店があり、千葉さんもそこで料理人として勤めていました。当時の親方から店を譲り受け、呑みどころ呑天晴として生まれ変わった訳です。
店主の千葉さん、同い年(30代)でした。おもせいぶ史上2人目?か3人目くらいの偶然です。千葉さんは優しいオーラ満点、ちょっと控えめなところがむしろ接しやすい人。奥様も良い人。つまり良いお店。
一番の売りは、海鮮と旬の食材を使用した料理。その他、私なりに感じたお店の素敵な所をピックアップしてみました。
仙台西部では貴重な駅チカ物件。徒歩約4分。ダッシュで約2分。駅前にはタクシーも割と居るので、アクセスは良いと思います。
おばんざいとは、日常的に食べられる惣菜(おかず)のことで、京都発祥の家庭料理的な位置づけです。使われる食材や調理方法は様々。肉、魚、野菜のほっこりとした味わいは、おつまみとしても抜群。呑天晴のお通しは数種類のおばんざいから2つを選ぶスタイルになっています。(コロナの影響でおばんざいはお休み中です。)選べるうれしさ。イイですね。
呑天晴はお子さん歓迎!ちょっとしたお菓子も無料でプレゼント。店主の千葉さんも2児のパパなので、気兼ねなくどうぞ。程よいアットホーム感が魅力です。「アットホーム」って聞くと、ウザ絡みが売りの名物店主を想像しちゃうかもしれませんが、そういうことはありませんのでご安心ください!
ある日のおすすめメニューです。旬の味覚から串や鍋、一品ものまで色々あり。このあたりは好みにもよりますが、まさか馬レバーの刺身があるとは!いぶりがっこクリームチーズやハンペンチーズフライとかイイ感じのラインナップです。たら菊もポン酢だけでなく、天ぷらと七味醤油焼きなんかもあります。
ではでは、早速いただいてみましょう。地元居酒屋の腕前はいかに!
臭みなしでクリーミー!
そしてほのかな甘み。日本酒必須です。これ系はシェアして食べるよりも一人一皿をおすすめします。
味噌は濃すぎず薄すぎずでいい塩梅。
卵は1箇所に固まったりすることなく均等な火の入り方。丁寧な仕事ぶりが伺えますね。ホタテも食感が残っていて美味。こちらは日本酒でもビールでもハイボールでも!この時期のオールラウンダー。
石巻の雄勝湾から直送された牡蠣。
あっさりとした甘みとうま味が広がります。ガーリックバター焼きも気になりますね…。
どれもウマいですはい。
特に鮪と真鯛。脂のノリ加減が絶妙でした。おかわりくださいって感じです!
「やっぱりおばんざいのスタイルを復活させたいですね。早くコロナが落ち着いてほしいです。インスタでその日のおすすめメニューを告知したりしているので、良かったら見てみてください!」
というわけで、今回は「呑みどころ呑天晴」をご紹介しました!お店の詳細は以下のリンク先からご覧ください。
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住所 | |
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電話 | 0222818066 |
営業 | SNSまたはHPからご確認下さい。 |