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【工事開始】錦ケ丘に建設予定の温浴施設に迫る

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クスリのアオキにシャトレーゼ、錦ケ丘に続々と商業施設ができていますね。そんな中、建築計画のお知らせが掲示されているのを発見。
今回は建設予定の温浴施設について詳しく探っていきたいと思います。

温浴施設の具体的な場所と広さ

この界隈は商業・事業用地としてA~Cの3ブロックに分かれています。具体的な場所と色分けマップがこちらです。


クスリのアオキとシャトレーゼは手前のBブロック、右側のCブロックはまだ何が出来るか詳細不明です。そして温浴施設の建設予定地は向かって左側の赤いAブロック。
建築計画のお知らせによると、敷地面積が10,643.39㎡、建築面積が1,703.62㎡。敷地面積は土地の面積、建築面積はわかりやすく言うと建物を上から見たときの面積です。
数字だけではピンと来ません。実際に落とし込んでみました。


建築主の株式会社GENさんにお聞きしたところ、Aブロック上半分への建築になるそうです。中央に配置した赤枠が建物の想定面積、周りの水色が敷地面積になります。建物を中央に配置していますが、右側に寄るかもしれませんし、左側に寄るかもしれません。尚、マップ上に描画している赤枠と水色枠については公開されている面積(平米数)をGoogleマップの仕様に合わせ、ヘクタールに計算しなおしました。計算が間違っていなければ、おおよそこのくらいの広さになるはずです。しかしながら、あくまでイメージとして参考程度にご覧ください。

建築主、設計者、工事施工者について

建築主:株式会社GEN
設計者:株式会社玉岡設計
HP(https://tamaoka-sekkei.co.jp/
工事施工者:株式会社ナカノフドー建設

設計者の株式会社玉岡設計さんは、
全国各地でお洒落な温浴施設を設計されているようです。
設計作品(https://tamaoka-sekkei.co.jp/project/
また、代表である佐藤満さんのインタビュー記事(https://www.asahi.com/articles/ASN485FD0N43OIPE021.html)を読みました。「温浴施設は最大公約数の文化」と話されていたのが印象的。奇をてらったデザインや設計も確かに新鮮で魅力的ですが、結局はスタンダードが一番受け入れられやすいということでしょうか。たくさんの実績があるからこその視点ですね。

愛子土地区画整理事業とは完全に別件

なみにこの温浴施設は、愛子の土地区画整理事業とはまったくの別件になります。
土地利用計画が公表されているのですが、要約書からの引用が出来ないので、グーグルマップに落とし込んでみました。


参考:「(仮称)愛子土地区画整理事業に係る環境影響評価方法書等」内の「要約書
奥の黄色いエリアが近隣サービス施設用地、手前の赤いエリアが商業業務用地です。スポーツジムや雨でもイベントが行える施設、観光物産店や飲食店、休憩場所などが出来る予定とのこと。工事予定期間は令和4年4月〜令和6年4月までの2年間となっているようです。また、地下水の揚水や温泉掘削は予定していないとのことなので、今回の温浴施設は競合しなさそうですね。


というわけで、今回は錦ケ丘に建設予定の温浴施設に迫ってみました。
ますます盛り上がりを見せる愛子・錦ケ丘エリア。着工も続々と始まる予定なので、これからが楽しみです!

本記事作成にあたり、「株式会社GEN」さんと「株式会社玉岡設計」さんには大変快くご対応いただきました。
本当にありがとうございました。また何か機会がございましたら、よろしくお願いいたします。

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