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飲食店

ねっとり蜜まみれ!しあわせの焼き芋。「壺焼き芋邸 紅道楽」

「焼き芋は日本人のソウルフードだ。」かの有名な、だれそれの言葉…かと思いきや、私の個人的な感想です。でも、あなたもそう思いませんか?日本人の誰しもが一度は食べたことがあって、手軽な調理方法はアウトドアでもさくっと作れるし、なんなら幼稚園の行事では芋の収穫からやります。今回はそんな焼き芋をスイーツレベルにまで引き上げた、仙台屈指の焼き芋屋さん「壺焼き芋邸 紅道楽」をご紹介します。よろしければ最後までお付き合いください。(新商品の情報もあり!)

紅道楽、誕生秘話

お店を営むのは佐藤さんご一家。今回お話をお伺いしたのは、代表の美紗さんです。もともとは敷地内に併設されている「家めし酒場 道楽」のみの営業でしたが、新型コロナウィルスの流行で長期の休業を余儀なくされてしまいました。このままではいけない、と色々と模索をはじめます。定番のランチやお弁当のテイクアウトを検討しましたが、このお店の雰囲気で味わえるお店の料理こそが、家めし酒場 道楽のあるべき姿と思い、断念しました。

焼き芋との出会い

そんな中、たまたまテレビで見かけたのが東京銀座の焼き芋屋さん。「焼き芋で銀座のお家賃が払えるの?」と、青天の霹靂。衝撃を受けます。思い立ったら即行動。焼き芋にチャンスを見出し、色々なお店や焼き芋の種類、作り方を調べ、ここで出会ったのが壺焼き芋でした。一般的な焼き芋とは違い、専用の壺を使った反射熱でじっくり焼き上げるので、糖度が高い甘くて美味しい焼き芋ができるのだとか。岐阜県に壺焼き芋の総本舗があることを知り、「焼き芋を教えてください!」と直談判。熱意を買われ、焼き方などの技術を教えてもらいました。もちろん岐阜県で。たくましい行動力の美紗さんです。

一番の苦労は仕入れ先の確保

飲食業をやってはいたものの、農家でもなく八百屋でもない佐藤さん達は、仕入れ先を見つけるのにとても苦労したそうです。「茨城、千葉、鹿児島、片っ端から電話したんですけど、めちゃめちゃ断られました笑。やっぱり大きな農家さんは大きな取引先があって、ウチはもうありません、とか、そういうのがほとんどで…。」そんな中、本当に偶然にも茨城県の農家さんに繋がる人脈を見つけます。JAさんやその関係者に巡り巡って5人目くらいで、ようやくその農家さんとコンタクト。もちろん直談判&訪問。無事にさつまいもの仕入れ先を見つけることが出来たそうです。信用ってとっても大事ですよね。失うのは簡単だけど、築くのはとっても難しい。

というわけで、実食レビュー

今回いただいたのは、冷やし壺焼き芋。
見えます?溢れ出る蜜に光が反射して照っているのが。やばいだろ!
とってもやわらかいので、手で持って食べようとしないでください。というか手で持てないですし、手が蜜でベトベトになります。冷やし壺焼き芋はフネ(たこ焼きとかが入っている紙の容器)に入っていて、カット済み、フォーク付きなのでご安心ください。とっても甘いけど、甘すぎない。焼き芋というか、焼き芋の形をしたスイーツです。
壺とさつまいも。中央には七輪と炭が配置されています。

9月10日よりコラボメニュー発売!

詳しくは以下をご覧ください。

紅道楽さんのこれから

「農業に携わっている妹と栽培から挑戦してみたことがあったんですが、やっぱり難しくて、焼き芋にする芋としては商品化ができませんでした。いつかは、自分たちの手でお芋さんの栽培から出来たら嬉しいです。コロナが明けたらイベントへの出店とか幼稚園、老人ホームなんかでも、壺焼き芋の美味しさを楽しんでもらいたいです!」先日1周年記念を迎えたばかりの紅道楽さん。その際はなんと1本1円という破格のキャンペーンが実施されていました。2年目も実施予定とのことです。「100年やっても100円だね!」と、健気な美紗さんが印象的でした。

編集後記

取材中、さつまいものことを「お芋さん」と呼んでいたのが印象的でした。素材を大事にしている姿勢の表れなのかもしれません。当日は雨にも関わらず、13時の焼き上がり時には数名のお客さんが並んでいて、店員さん達も元気に対応していました。仙台西部ということもあり共通の知り合いも多く、おもせいぶで紹介したお店のオーナーなんかも常連だったりして、なんだか親近感が湧いたり。新しいことをはじめるのって勇気がいりますが、小さな一歩の積み重ねが大きな一歩に繋がるなぁ、と改めて感じたのでした。これからは食欲の秋。暖かい焼き芋、おひとついかがですか?


というわけで、今回は壺焼き芋邸 紅道楽さんをご紹介しました!お店の詳細は以下のリンク先からご覧ください。次回はワンちゃん好き必見のお店をご紹介します!

壺焼き芋邸 紅道楽
Instagram⇒@benidouraku_tsuboyakiimotei

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