”あそび×まなび×居場所”
青葉区栗生7丁目にある有料スペース、MiQuare(ミクエア)さん。栗生に有料スペース?と思われる方もいるかもしれませんが、実はただの有料スペースではありません。ここは店主である岡田さんの想いが詰まりに詰まった「みんなの居場所」。今回はそんなMiQuareさんについてご紹介いたします。
店名である「MiQuare」の由来
英語のMingle(一緒になる)とSquare(広場)を合体させた造語が「MiQuare」。2021年9月にオープンしました。店内では遊んだり、勉強したり、仕事をしたり、さらには楽器を演奏してみたり…。結構何でもできちゃいます。
店内の様子
1Fはプレイルームでおもちゃ完備。子守スタッフ常駐なので小さなお子様も安心安全。
2Fは大人向けスペース。なんと珈琲と紅茶が無料でWi-Fi完備。読書やお仕事、お勉強の場所として利用できます。さらに楽器まであるのが面白いところ。
料金体系
基本的な料金体系は大人1時間550円、小中高生は1時間275円。店内ではワークショップも随時開催中です。コースター(一人1,100円)もしくはハーバリウム(一人2,200円~)作りを体験することができます。(※どちらも店舗の利用料金が含まれています。)ハーバリウムは市販品を購入するとそれなりの値段がするので、結構お得かもしれませんね。
きっかけは子供のため
自閉症のお子さんをお持ちの岡田さん。一時期は子育てに疲れ果て、ノイローゼにもなってしまったそうです。学校ではどうしても浮いてしまうお子さんを、障壁の無い環境で自由に育てたい。そして他にも困っている色々な人の力になって、ここを自分の場所にして欲しい。単なる有料スペースではなく、多様性や個を尊重した「みんなの居場所」にしたい。そういう想いが込められたのがMiQuareさんです。
上からではなく、底辺で支えていきたい
「私はずっと底辺の底辺でいたいと思っています。ここには自分とはなんだろうか?このままでいいのだろうか?と疲れた様子でご来店される方や、身も心もズタズタのお母さんまで、本当にいろいろな人が来ます。私を見てもらって、こんな人も居るんだ!なんでこんな人がこんなに楽しそうなんだ?と思って欲しいんですよね!人間、下を見ることで安心することってあると思うんですが、私はそういう下の位置でいろんな人を支えたいです」と話す岡田さん。実際にMiQuareさんのtwitterを見て、特性が強めのお子さんをお持ちの親御さんや、子育てに疲れ果てたお母さんがいらっしゃるとのこと。そんな時のために、子守が出来るスタッフや教員免許をもったスタッフが常駐しているそうです。
岡田さん豆知識
実はセミプロとして音楽活動をしていたらしく、にじみ出るバイタリティが凄い人です。髪に入っているちょっとしたお洒落なメッシュ。実は若い学生さんが話しかけやすいようにそのように工夫されているそうです。「真っ黒なストレートヘアよりも、こうやってちょっとやんちゃしてると10代の子とか話しかけてくれるんですよね。」とのこと。人のために、自身の髪色まで調整…感服です。
MiQuareさんのこれから
新しい事業として、アパレルの販売がスタートしました。(2022年5月12日現在はプレオープン中。本格オープンは7月予定です。ショップのURLは下部に記載。)軌道に載ったら有料スペースの利用料金を完全に無料にしたいそうです。有料スペースが無料になればさらに敷居が下がるので、もっと沢山の人が集まりそうですね。有料スペースはお困りごとが無い方も、もちろん利用可能です。岡田さん曰く「人はみんな違うからこそ知り合うことが必要だと思います♪」とのこと。地域を盛り上げるために色々なことを企画中です!ふらっと遊びに行ってみてくださいね!これからのMiQuareさんに乞うご期待!
というわけで、今回はMiQuareさんをご紹介しました!お店の場所や店舗詳細は以下のリンク先からご覧ください!