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さーてさて。今回は大分おもしろいお店の登場です。好きな人はもうとっても好きなジャンル。浪漫あふれるモノの数々に僕も興味津々でした。ということで「Zaya~雑貨多屋~」さんをご紹介します!どうしてこんなお店を?場所や特徴など、今のところ県内で一番詳しくまとまっていると思います(自画自賛)。よろしければ最後までお付き合いください!
折立から八幡へ向かう途中にあります。地名としては郷六。ミニストップの斜め向かいですね。建物の雰囲気でわかると思いますが、数年前はガソリンスタンドでした。2022年11月にプレオープンし、2024年の4月ごろにグランドオープン。営業時間は基本的に年中無休、10時~16時くらいまでとなっていますが、不在の場合もありますのでインスタのストーリーなどを確認してください。
分かりやすくあえてリサイクルショップと書きましたが、趣きはちょっと違います。お店のコンセプトは「後世に繋ぐ」こと。小さいミニカーから昭和のちょっとした雑誌、食器棚や特殊なガラス、家電まで、とにかく色んなものを販売しています。浪漫がてんこ盛り。一歩入ったらわかります。やばいところやぁ!
今回お話を伺ったのはオーナーの三浦貴宏さん。某飲食店の店長兼SV→看護師→清掃・不用品回収、という異色の経歴。介護士の収入面に不安を感じたため、段ボール回収の仕事を始めたのがきっかけだったそう。
「段ボール回収をしているうちに、ゴミの回収してくれないかとか相談があって、今度はゴミを集めてると家の片付けしてくれないかっていう話がぽろぽろでるようになって、試しにやってみたんですね」
ところが、一部の業者による杜撰な対応を目の当たりにしました。
「インターネット上に出ている業者さんってあくどいところがあったりするんですよ。トラック一台で〇万円って言いつつも、実際は10万以上したり。ちょっと違和感を感じましたね。あと基本的には回収して捨ててる業者さんが多いんです。僕は捨てたくないという思いが強くあって、じゃあお店で販売しよっかってなりました」
そうして、誕生したのがZaya~雑貨多屋~さんです。
「例えばこういう100年以上前の箪笥とかも、僕が終わりにするんじゃなくてもう一回どっかで誰かに脚光を浴びてもらいたいなって思ってます」
見せてもらった箪笥。いわゆる古道具(ふるどうぐ)と呼ばれるものです。お店によってはそれこそ何万円もするようなものも、ここでは数千円で購入できます。やばい。ちなみに店名の「Zaya~雑貨多屋~」は文字通り、たくさんの物が並んでいるというのが由来になっています。
古道具から服、昭和の雑誌、木材、古いおもちゃ、レトロな扇風機・・・。もう枚挙にいとまがない程の圧倒的物量で迎えてくれます。
三浦さん曰く、「お客さんに冒険してもらってます」とのこと。僕も取材時はあっちこっち冒険させていただきました。
一つ一つにある程度の価格はあるそうですが、まとめ買いをすると結構な割引をしてくれることも・・・。とは言え、こういったサービスは対人関係が大事です。お互いが気持ち良い取引が出来るよう心がけましょう。
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Zaya~雑貨多屋~さんは、「みやぎフリマ」によく出店されています。スペースが限られている分、厳選された商品が多数登場。お店の良さが凝縮されています。お店に行くのはちょっと緊張するけど・・・という方は、フリマに行ってみるのがよろしいかと。一部ですが、メルカリでも販売中です。
飲食店ではないので、いつもの実食レビューがありません。お店の雰囲気がわかるような画像をいくつか載せますので参考までに。
「古いものは当時とは違う使い方ができます。例えばプラスチックの棚に、木製の引き出しを入れるだけで雰囲気が変わったり。そのままでは使えないものも、置いているだけで空間を作ってくれたりもします。そういうものをお客様自身で見つけてもらえたら嬉しいですね。まずはフリマに来てみて下さい!」
というわけで、今回は「Zaya~雑貨多屋~」さんをご紹介しました。店舗情報の詳細は以下をご覧ください!
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住所 | |
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電話 | 0227966143 |
営業 | 10:00~16:00(事前にインスタでご確認ください) |
定休 | 不定休 |
駐車場 | 1台あり |