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私が小学生の頃、友人の兄がこの時期に決まってやっていることがありました。“肌寒い秋の終わりを見計らって、外でカップ麺を食べる”です。その方が美味しく感じるんですって。そういえば、真夏のギンギンに冷えた生ビールは飛びますし、焚火の前で飲むウィスキーは最高にキマッた時間になります。単体でも美味しいけど、シチュエーションによってもっと美味しくなるもの。今回はそんな美味しい時間を提供してくれる素敵なお店「KOMOREBI gelato(こもれびジェラート)」さんをご紹介します。よろしければ最後までお付き合いください!
お店を営むのは秋保柴田牧場、2代目社長の柴田さんです。牧場経営の傍ら、2022年の7月にこもれびジェラートをオープンさせました。奥様と奥様のお友達もお店の運営をお手伝いしています。
数ある乳製品のなかでジェラートにした理由は、地域の繋がりや魅力を生かしたかったから。牧場の搾りたて牛乳に秋保産の野菜や果物、全てを秋保産にすることで、秋保の繋がりや魅力をPRしたいと思ったそうです。
「お店は雰囲気づくりにこだわったんですよ。この雰囲気ごとジェラートを味わって欲しいですね。」と、柴田さん。たしかに、ただのジェラート屋さんらしからぬ、立派な佇まいのお店。木の雰囲気を生かしたほっとする空間に仕上がっています。
お店の周りにはウッドチップが敷き詰められ、こもれびを楽しめるように、木々の間にベンチが置かれています。眼下には名取川、遠くの山々は荘厳な雰囲気を醸しています。
そうです。こもれびジェラートさんは、こうした風景や雰囲気と一緒にジェラートを楽しめるお店です。自宅では決して真似ができない、KOMOREBI gelatoさんならではの「体験」が最大の売りとなっています。もちろん、ジェラートも本格的。
今回は人気No1の牧場ミルクとNo2のアーモンドプラリネをいただきました。我ながら贅沢な組み合わせだと思っています。尚、KOMOREBI gelatoさんのジェラートは、全品に牧場の搾りたて牛乳を使用しています。(シャーベットは除く)
上部画像の向かって右側が牧場ミルク。
まず、なめらかな口あたりに驚きます!
牛乳のミルキーな味わいをいかしつつも、全くくどくありません。ジェラートってどれも凄く甘いものを想像していたのですが、いい意味で予想を裏切ってくれました。甘さが控えめで飽きが来ないジェラートです。
シングルでももちろん良いですが、他のとダブルで食べるのが個人的にはおすすめ。
こちらは牧場ミルクよりもしっかりとした甘さを感じられます!
ミルキーなジェラートに、アーモンドのコクと風味がきいています。砕かれたアーモンドの食感がアクセントで美味。
牧場ミルクといったりきたり、あっというまに完食しました。
「まずは1年間やってみて、お客様の反応や意見を取り入れて行きたいですね。今年は初めての冬ですし。あとはもっと地域の野菜や果物をいれたメニューを増やして行きたいです。」紅葉を楽しみながらでも良し、木の温もりを感じるあったかい店内でも良し。素敵なジェラート体験をお楽しみください!
10月半ばの取材でしたが日差しが暖かく、地元の方や観光がてらの方々がジェラートを楽しんでいました。自然豊かな場所なので、春夏秋冬を感じられそうです。秋保って渋滞らしい渋滞にはほとんど出くわさず、どこでも人の気配を感じる面白い場所な気がする。不思議。この記事をご覧になった方が、あえてこの季節(11月)にお店に行ってくれることを期待しています!
というわけで、今回はKOMOREBI gelatoさんをご紹介しました!お店の詳細は以下のリンク先からご覧ください。
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